内容は iPhone のシェア 66.2% に対し、Android は 31.9% で日本では iPhone がよく売れているというものだ。そのニュースを見るまで、私の知るスマートフォンの国内販売シェアは Android が約 60% で iPhone は約 30% だった。それが1年でひっくり返り、ここまで差が広がるものなのだろうか。
実はこのニュースには裏がある
調査は2012年の10月から12月に新規契約又は機種変更を行ったスマートフォンを対象にしている。そして調査開始の10日前、2012年9月21日は iPhone5 の発売日だった。つまり、この調査は iPhone が一年で一番売れる時期に行われたのだ。
結局
10月と11月は Android の販売台数を上回ったものの12月は逆転されている。iPhone の販売シェア 66.2% とは iPhone5 の発売後3ヶ月に限定された話だったのだ。
印象操作 ダメ。絶対。
カンター・ジャパン「アップル iPhone は日本で堅調、66.2%のシェアを占める」
2012年スマートフォンOSシェア(日本)
Android 66.4%、iOS(iPhone) 33.1%、その他 0.5%
インプレスR&D「スマートフォン/ケータイ利用動向調査」